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女性器のクリトリスの勃起って何の意味があるの?

クリトリスは女性器の上に位置した、小さな突起状の組織です。
それは陰核包皮と呼ばれる、ひだ状の組織に包まれています。
この包皮は小陰茎につながりこの小陰茎は、膣の入り口にあって唇に似た形をしています。
クリトリスの役割はただ一つ、つまり女性の性感の中心という役割しかありません。
人体の中でその機能が性的快感だけのために存在するのは、この器官だけです。
クリトリスはペニスよりはるかに小さいものですが、ペニスと同じ数の末端神経が来ています。
したがって本来的には、ペニスよりはるかに鋭敏になっています。
構造的にはクリトリスは小型のペニスといってよく海綿体、亀頭、そして包皮を備えています。
クリトリスの大きさと形は非常に人により異なりますが、性的反応には全く関係はしません。
性的反応の第一段階つまり性的興奮状態にあるときは、血流がよくなり充血してクリトリスが膨張し勃起してきます。
しかしながらこの勃起は、女性が十分性的に興奮しているかどうかを知る目安にはなりません。
以上のようなクリトリスの変化は生殖器その他の性的に敏感なところ、たとえば乳房などに直接刺激を加えても勃起することがあります。
エロチックな空想も、クリトリスを勃起させます。
性的反応の第二段階では、クリトリスは縮み女性器の膣の入り口から離れて包皮に覆われます。
この状態の時でもクリトリスは、手による直接の刺激に依然と反応をします。
概して性交はクリトリスに間接的な刺激しか与えません。
ペニスの海綿体がクリトリスに接触することもありません。
むしろペニスの突きと引きは、小陰茎に圧力を加えます。
この周期的な動きが包皮に伝わり、そしてクリトリスそのものに伝わっていきます。
生理学的に見て性的反応の第三段階では、性的興奮が解けて性的刺激によって生じた血管の充血が収まってきます。
オルガスムスが終わると、クリトリスは5秒から10秒で元の位置に戻ります。
クリトリスの勃起は、性的反応の最終段階で収まってきます。
これに要する時間は、5分から30分です。

不感症の原因はクリトリス以外にもある

不感症は一般的に女性がどんな形の性的刺激にも反応ができない、慢性的な障害のことを言います。
この場合は普通オルガスムスに、達することができません。
オルガスムスに達することが困難になる原因は、身体上の原因によるものかもしれません。
この障害を引き起こすさまざまな医学的な条件の中には糖尿病、脊髄損傷、アルコール中毒、多発性硬化症、内分泌の異常などがあります。
不感症に対する治療を行うときは、その前に生理学上の障害を取り除いておかなければなりません。
女性が性的に反応できないのは性についての無知、あるいは幼いころの影響による罪悪感や羞恥心に起因することが、多くなっています。
性交相手との意志の疎通に欠けることが、この性的不能の大きな要因となっている場合もよくあります。
気が散ったり疲れていたり、ほかのことに心を奪われていたりしても性行為を充足させるうえでの、目に見えない障害になってきます。
女性が我を忘れたり抑制を失ったりすることに不安感を抱くせいで、オルガスムスが阻害されることもあります。
オルガスムスに達しにくい人は、クッション的にやわらかい性教育を受けなおすと治ることがよくあります。
女性の性生理学と基礎的な性教育について一度簡単な説明を聞いた後、初めてオルガスムスを味わうことができた女性もいます。
挿入中にオルガスムスに達しなくても、性感帯のクリトリスをクッションのようにやわらかく刺激してやることで、オルガスムスに到達できる女性は意外と多いものです。
さまざまな触れ合いを試してみれば、女性は次第に自信をつけていきます。
膣内への挿入ではダメな場合でも、オーラル・セックスが女性に絶頂感を味わわせることもあります。
オルガスムスに達するのが困難、あるいは不可能だと分かった女性は、自分で体を探ってみて、どこが自分の性感帯なのか、どのように反応するのか調べてみるのがよいことです。